本記事では、改良メダカの王華(おうか)について解説します。
目次
概要
白と朱赤の2色でラメの形質を持つメダカです。
白体色、朱赤体色、ラメ、は次の記事にまとめました。
品種名・通称
品種名 | 品種名 | 白朱赤ラメメダカ |
形質補足 | – | |
共通補足 | – | |
通称 | 王華(おうか) | |
様々な呼び名 |
作出情報
作出年 | 2020年 |
作出者 | 岡田卓也 |
管理番号
種類No. | 品種No. | 固定品種No. |
0896 | 0865 | – |
固定率
–
説明
群馬県の上州めだかによって作出された紅白体色に背中に密集した強いラメが特徴のメダカです。
三色ラメと三色体外光を交配して生まれたラメの強い個体に紅白ラメを交配して作出されました。
紅白ラメについて
非透明理紅白の2色柄で多色ラメの形質を持つメダカです。三色ラメ幹之から斑が抜けた個体が紅白ラメのベースとなったメダカです。三色ラメ幹之から作られているため多色ラメが継承されています。
縁起の良い紅白柄にカラフルな為が入った品種です。
出典 「2019年度版 最新メダカカタログ」p.63/ めだかの館 著/ 2019年
岡山県美作市にある『静楽庵』が、三色ラメ幹之から出てくる黒ブチが入らない個体から作出した、紅白柄の体色にラメ鱗を持った魅力的な品種である。オーロラ系統の血統が入っているため、非透明鱗と呼ばれる透明性を持っており、透明鱗の品種より白さはより明瞭に現れる。現在、黄色素は約50〜60%で出現すると言われている。明確な紅白の体色になる固定率は約10%程(静楽庵調べ)だと言われている。錦鯉や金魚の更紗など、紅白模様は日本人に好まれる色合いで、発表当時から高い人気を得ている。
出典 「メダカ品種図鑑」p.87 ,2018年 刊, 森文俊 著
作出の経緯
三色ラメと三色体外光を交配して生まれたラメの強い個体に紅白ラメを交配して作出されました。
飼育のポイント
基本的な飼育方法とよくある質問はこちらの記事にまとめています。
全メダカ共通の選別ポイントはこちらの記事にまとめています。
普通種の選別ポイントはこちらの記事にまとめています。
類似するメダカ
紅白ラメ
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参考資料
書籍
「改良メダカ大図鑑 100年メダカ 2023 vol.20」
「メダカ品種図鑑」,2018年 刊, 森文俊 著