本記事では、改良メダカの黄金スーパーヒカリについて解説します。
目次
概要
黄金体色のヒカリ体型のメダカです。金という、誰もが知り得る高価な色を小さなメダカで体現した品種です。
黄金体色とヒカリ(強光)は次の記事にまとめました。
品種名・通称
品種名 | 品種名 | 黄金ヒカリメダカ |
形質補足 | ヒカリ(強光) | |
共通補足 | – | |
通称 | 黄金スーパーヒカリ | |
様々な呼び名 |
作出情報
作出年 | – |
作出者 | – |
管理番号
種類No. | 品種No. | 固定品種No. |
0905 | 0874 | – |
固定率
説明
黄金ヒカリの背中の光が強く銀色に輝くメダカです。
スーパーヒカリ(強光)はヒカリ体型の背中の光(体外光と異なる)が通常よりも強い形質です。光が途切れることなく銀色の筋に見えます。
頭部とヒレに黄金体色が入り、体は銀色のヒカリで覆われています。
黄金メダカについて
2001年に大場氏が作出。野生メダカから生まれた派生品種で、黒色素胞の少ない鮮やかな茶色(薄黄金色)の選抜交配によって作出しました。黄色と黒色の良いさじ加減で鮮やかな黄金色を表現してます。バランスが崩れると、茶体色や琥珀体色になりますので種親選びは慎重に行います。
作出の経緯
黄金メダカは茶メダカから発見されました。
同様の個体を交配して、薄黄金、黄金、濃黄金の3種類に分類し、そのうち薄黄金を固定化したのが黄金メダカです。
飼育のポイント
体色の維持が特に難しく、薄くなれば茶色、濃くなれば琥珀色になり、他種のように体色の濃い個体ばかりを選別すると綺麗な黄金色のメダカが産まれてきません。
良いさじ加減で選抜を行う必要がありますが、状態の良い黄金色は混泳してもひときわ目立つ存在のメダカとなります。
基本的な飼育方法とよくある質問はこちらの記事にまとめています。
全メダカ共通の選別ポイントはこちらの記事にまとめています。
ヒカリ体型の選別ポイントはこちらの記事にまとめています。
類似するメダカ
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参考資料
書籍
「改良メダカ大図鑑 100年メダカ 2023 vol.20」
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