本記事では、改良メダカのナローフィンについて解説します。
目次
概要
白と朱赤の2色でラメ、斑、ヒレ長、ナローフィンの形質を持つメダカです。
ナローフィンは、尻ビレの幅が短いことが特徴のメダカです。
白体色、朱赤体色、ラメ、斑、ヒレ長、ナローフィンは次の記事にまとめました。
品種名・通称
品種名 | 品種名 | 白朱赤ラメ斑ヒレ長ナローフィンメダカ |
形質補足 | – | |
共通補足 | – | |
通称 | ナローフィン | |
様々な呼び名 |
作出情報
作出年 | |
作出者 |
管理番号
種類No. | 品種No. | 固定品種No. |
0176 | 0164 | – |
固定率
50%以上
説明
ナローフィンは2022年に発表された尻ビレの幅が短いことが特徴の新しい形質です。
普通のしりビレの半分の横幅となっており、軟条の数が減っているのではなく、密集しています。
その影響でヒレの形が丸みを帯びており可憐な印象の表現になっています。
ヒレの変化による採卵数の減少や、オスメスが見分けにくいなどの特徴はなく、固定率も70%を超えています。
日本メダカ協会認定品種第三十七号
作出の経緯
三色ラメヒレ長を累代している中から、しりビレの幅が短い個体が6匹産まれた。ちょうどオスメスがいたのでそのまま交配。F1で遺伝を確認。現在、F4になるが固定率が50%いじょうになった。
引用 「第13回 日本メダカ品評会」,2022年 刊 ,日本メダカ協会 著
飼育のポイント
基本的な飼育方法とよくある質問はこちらの記事にまとめています。
全メダカ共通の選別ポイントはこちらの記事にまとめています。
普通種の選別ポイントはこちらの記事にまとめています。
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参考資料
書籍
「改良メダカ大図鑑 100年メダカ 2023 vol.20」
「第13回 日本メダカ品評会」,2022年 刊 ,日本メダカ協会 著