本記事では、改良メダカの令和黒ラメ幹之サファイア系(れいわくろらめみゆきさふぁいあけい)について解説します。
目次
概要
黒ラメ幹之に令和遺伝子を加えたメダカです。令和とは半透明鱗ヒレ美のニックネームです。
ブラック体色、半透明鱗、ラメ(青)は次の記事にまとめました。
品種名・通称
品種名 | 品種名 | ブラック半透明鱗ラメメダカ |
形質補足 | ラメ(青) | |
共通補足 | ヒレ美 | |
通称 | 令和黒ラメ幹之サファイア系(れいわくろらめみゆきさふぁいあけい) | |
様々な呼び名 |
作出情報
作出年 | 2022年 |
作出者 | 静楽庵 |
メダカナンバー(管理番号)
種類No. | 品種No. | 固定品種No. |
0886 | 0855 | – |
固定率
–
説明
2022年に静楽庵によって作出された、ブラック体色に青色のラメが発現する「黒ラメ幹之サファイア系」に令和遺伝子と言われる半透明鱗性にヒレ美(ヒレに黄色素が発現する形質)が加わったメダカです。
半透明鱗性の品種はヒレに色素が発現しにくい特徴があります。その概念を覆したのが令和遺伝子になります。
令和遺伝子について
ヒレに黄色素胞がのりやすい系統名(遺伝子)です。半透明鱗性の個体はヒレに色がのりにくい特性がありヒレ美との相性はよくありません。令和は半透明鱗でもヒレ美になる新しい遺伝子を持つメダカです。
令和遺伝子はヒレに赤色が残りやすく、ラメ体外光も入る
この遺伝子も透明鱗遺伝子とは多少、色の抜け方や性質が異なりますが、同じ色抜け遺伝子と言えます。楊貴妃のような赤(緋)体色のメダカを色抜けさせ紅白のような緋柄を作ることができます。ヒレの赤色は透明鱗以上にしっかりと残りやすい印象です。透明鱗遺伝子との決定的な違いは非透明鱗のようにラメや体外光が入りやすい特徴があります。更に赤(緋)色を体全体から抜きヒレだけが赤いような個体をつくる事もできます。
作出の経緯
飼育のポイント
基本的な飼育方法とよくある質問はこちらの記事にまとめています。
全メダカ共通の選別ポイントはこちらの記事にまとめています。
普通種の選別ポイントはこちらの記事にまとめています。
類似するメダカ
令和黒ラメ幹之
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参考資料
書籍
「改良メダカ大図鑑 100年メダカ 2023 vol.20」
web
静楽庵HP https://www.kurauchi.jp/reiwa_idensi_rn.html