本記事では、改良メダカのオーロラ幹之(おーろらみゆき)メダカについて解説します。
目次
概要
青体色で半透明鱗と体外光の形質を持つメダカです。
青体色、半透明鱗、体外光の特徴はこちらの記事にまとめています。
品種名・通称
品種名 | 品種名 | 青半透明鱗体外光メダカ |
形質補足 | – | |
共通補足 | – | |
通称 | オーロラ幹之メダカ | |
様々な呼び名 | オーロラ体外光メダカ |
作出情報
作出年 | 2013年 |
作出者 | 静楽庵 |
メダカナンバー(管理番号)
種類No. | 品種No. | 固定品種No. |
0234 | 0219 | – |
固定率
–
説明
半透明鱗性の体外光です。幹之とほとんど変わらない姿をしていますが、オーロラ体外光の方がやや体色の透明感があります。
見た目は変わらないですが、大きな違いはオーロラ体外光には黄色がのる点です。(青幹之には黄色がのりません)この特性を利用して様々な品種が作出されました。
岡山県美作市にある『静楽庵』にて青幹之とアオメダカとの交配の中から、頭部に黄色の色素を持ち、体が”オーロラ”のように輝く個体が出現、それを固定化したもの。2013年夏頃に完成した系統が現在、広く知られている。部分的に体に黄色が入るオーロラ黄幹之や黒体色の黒幹之メダ力の元親ともなった。オスは黄頭、メスは黄色が乗らない傾向が強い。
引用 「メダカ品種図鑑Ⅱ」p.100,2020年 刊, 森文俊 著
体表が透明感のある青白い体色のオーロラメダカに幹之的光(体外光)を遺伝させた品種です。
上見では、頭部の淡いピンク色と幹之的光の青白い光がマッチングして可愛らしい印象を受けます。
異種交配によって、新品種誕生の可能性が高い品種の一つです。
引用 100年メダカ 第四章 〜めだかの館のブログ〜https://medakanoyakata.muragon.com/entry/217.html
作出の経緯
参考
飼育のポイント
基本的な飼育方法とよくある質問はこちらの記事にまとめています。
全メダカ共通の選別ポイントはこちらの記事にまとめています。
普通種の選別ポイントはこちらの記事にまとめています。
類似するメダカ
青幹之(あおみゆき)
ギャラリー
写真
参考資料
書籍
2021年度版「100年メダカ ~改良メダカ大図鑑~ vol.18」
「メダカ品種図鑑Ⅱ」,2020年 刊, 森文俊 著
その他資料
出典 静楽庵HP(https://www.kurauchi.jp/subeteha_rn.html)