本記事では、改良メダカのブラックダイヤヒカリについて解説します。
目次
概要
ブラック体色(背地反応なし)でラメの形質を持つヒカリ体型のメダカです。
ブラック体色、ラメは次の記事にまとめました。
品種名・通称
品種名 | 品種名 | ブラックラメヒカリメダカ |
形質補足 | – | |
共通補足 | 背地反応なし | |
通称 | ブラックダイヤヒカリ | |
様々な呼び名 |
|
作出情報
作出年 | |
作出者 |
メダカナンバー(管理番号)
種類No. | 品種No. | 固定品種No. |
0133 | 0122 | – |
固定率
–
説明
オロチの持つ背地反応のない純黒体色にラメの入った品種です。
オロチと同じくガラス水槽や白色の容器で飼育しても体色変化が少ないのでどのような環境でも純黒体色のラメを鑑賞することができます。
「ブラックダイヤ」とは、「オロチ」という目・腹・ヒレまで黒いブラックメダカにラメを遺伝させた品種です。
神奈川県の中里氏によって作出された品種で、「オロチ」と「星河(青ラメ幹之)」との交配により、F4(4世代目)で完成されました。
厳選された個体で交配がされているため、固定率は高めです。体色が良いとラメが少なく、ラメが多いと体色が薄い傾向にありますが、累代繁殖することで、体色もラメも良い個体が産まれます。
黒色素の影響と思われますが、青体色のラメより紫色に近いようなラメを発現しているのも特徴の一つです。
作出の経緯
飼育のポイント
基本的に体色が黒く、ラメのある個体だけを選別すれば累代繁殖できます。
ヒレに黄色素のある個体が産まれてるので、ブラック体色とブラック黄金体色を系統別に飼育するのも「ブラックダイヤ」の魅力の一つです。
基本的な飼育方法とよくある質問はこちらの記事にまとめています。
全メダカ共通の選別ポイントはこちらの記事にまとめています。
ヒカリ体型の選別ポイントはこちらの記事にまとめています。
撮影のコツはこちらの記事にまとめています。
類似するメダカ
ブラックダイヤ
ギャラリー
写真
参考資料
書籍
2021年度版「100年メダカ ~改良メダカ大図鑑~ vol.18」