白透明鱗メダカとは 改良メダカWEB図鑑No.0073

本記事では、改良メダカの白透明鱗(しろとうめいりん)メダカについて解説します。

概要

白体色で透明鱗性の形質(特徴)を持つメダカです。

白体色、透明鱗は次の記事にまとめました。

品種名・通称

品種名 品種名 白透明鱗メダカ
形質補足  
共通補足  
通称 白透明鱗メダカ
様々な呼び名 紅ぽっぺ(べにほっぺ)

作出情報

作出年 2007年
作出者 近藤利継・北条忠義

管理番号

種類No. 品種No. 固定品種No.
0073 0063 0072

固定率

説明

2007年に近藤氏、北条氏が作出。白メダカと透明鱗との交配で作出されたメダカです。白い体色でホホが赤くなる(赤エラ)姿が可愛らしく現在も人気のメダカです。固定率が高く、水槽の色による体色の変化もないことからどなたでもオススメできるメダカです。

透明鱗はエラ蓋部分赤くなる(以下赤エラ)形質です。エラ蓋部分の虹色素胞がなくなりで血液が透けて見えることで赤く見えます。

透明鱗の特徴は赤エラだけでなく、体色がやや透明になる、ヒレに色がのる、体色が部分的に色抜けするなどがあります。透明鱗と比較しやすいように透明鱗でないメダカのことを「普通鱗」と呼びます。

シルキー

白体色の普通鱗

ミルキー

白体色の透明鱗

作出の経緯

なし

飼育のポイント

基本的な飼育方法とよくある質問はこちらの記事にまとめています。

 

全メダカ共通の選別ポイントはこちらの記事にまとめています。

普通種の選別ポイントはこちらの記事にまとめています。

類似するメダカ

紅ほっぺ

白透明鱗メダカのニックネームとして使用されているようです。(2018年頃から?)

 

ギャラリー

写真

参考資料

書籍

2021年度版「100年メダカ ~改良メダカ大図鑑~ vol.18」

web記事

その他資料