本記事では、改良メダカの黄透明鱗出目ダルマ(きとめいりんでめだるま)について解説します。
目次
概要
黄体色で透明鱗、出目の形質を持つダルマ体型のメダカです。
黄体色、透明鱗、出目は次の記事にまとめました。
品種名・通称
品種名 | 品種名 | 黄透明鱗出目ダルマメダカ |
形質補足 | ||
共通補足 | ||
通称 | 黄透明鱗出目ダルマ(きとめいりんでめだるま) | |
様々な呼び名 |
作出情報
作出年 | – |
作出者 | – |
メダカナンバー(管理番号)
種類No. | 品種No. | 固定品種No. |
0536 | 0516 | 0080 |
固定率
–
説明
黄体色で透明鱗、出目の形質を持つダルマ体型のメダカです。
出目メダカは2006年に大野氏が作出しました。頭蓋骨の変形により目から口までの距離が短く、両目が飛び出しているおり、とても可愛らしくひょうきんな顔立ちのメダカです。目の出方には個体差があり、横に出ている個体や上に向けて出ている個体など、その表情は様々です。
目から口までの長さが短く、両目が横に出ているのが特徴だが、これは元々は頭蓋骨の変形が遺伝しているものである。メダカの骨格は例えば、脊椎骨の曲がりなども子孫に遺伝することが解っており、この頭蓋骨の形状もしっかりと子孫に遺伝するようである。出目メダカ同士の交配で60〜70%の高率で出目性が遺伝するとされる。2006年の作出時にはダルマ体形の出目も出現しており、その後、光体形でも出目メダカが作られた。口先の短いその独特なキャラクターはなんともいえないものがあり、人気も高い。
引用 「メダカ品種図鑑Ⅱ」p.152 ,2020年 刊, 森文俊 著
作出の経緯
飼育のポイント
基本的な飼育方法とよくある質問はこちらの記事にまとめています。
全メダカ共通の選別ポイントはこちらの記事にまとめています。
ダルマ体型の選別ポイントはこちらの記事にまとめています。
類似するメダカ
黄出目
ギャラリー
写真
参考資料
書籍
2021年度版「100年メダカ ~改良メダカ大図鑑~ vol.18」
「2019年度版 最新メダカカタログ 」, 2019年 刊, めだかの館 著
「メダカ品種図鑑Ⅱ」,2020年 刊, 森文俊 著