青蝶ヒカリ(あおちょうひかり)とは 改良メダカWEB図鑑No.0279

メダカの品種

本記事では、改良メダカの青蝶ヒカリ(あおちょうひかり)について解説します。

概要


青体色で体外光とヒレ長とロングフィンの形質を持つヒカリ体型のメダカです。

青体色、体外光、ヒレ長、ロングフィンは次の記事にまとめました。

品種名・通称

品種名 品種名 青体外光ヒレ長ロングフィンヒカリメダカ
形質補足  
共通補足  
通称 青蝶ヒカリ(あおちょうひかり)
様々な呼び名 幹之ヒレ長ロングフィンヒカリ、青蝶クラウン(フレアー)

作出情報(青蝶)

作出年 2018年
作出者 小暮武

メダカナンバー(管理番号)

種類No. 品種No. 固定品種No.
0279 0264

固定率

説明

2018年に小暮氏が作出。青幹之ヒレ長と幹之ロングフィンとの交配で作出されたヒレ長とロングフィンの形質を持つメダカです。ヒレ長とロングフィンの形質が合わさることで、ヒレの伸び方がキレイにまとまっています。メスもヒレ長になるため、雌雄ともに見ごたえのあるメダカです。

~説明~
“青蝶”とは、ヒレ長とロングフィンを交配し、綺麗なヒレ長を表現することを目的として作出された品種です。
ヒレ長の特徴は、軟条(ヒレの細い骨)とヒレ膜の両方が伸長しますが、ロングフィンを加えることで、軟条のみが伸長する表現となっています。
また、伸長したヒレにヒレ光がのりやすい特徴があり、横見での鑑賞を楽しめるメダカです。
綺麗なヒレも持つメダカを育ててみたい方にはオススメのメダカです。
(品種名・文 タカ)

青体外光ロングフィン「青蝶」のヒカリ体型です。
ロングフィン部分にヒレ光が入り、ヒレをなびかせて泳ぐ姿はとても優雅です。
ヒカリ体型は背曲がりが生まれやすいですが、この系統の個体たちは曲がりが少なく、良い体型が多いです。(写真・文 和田)

引用 https://medakanoyakata.muragon.com/entry/871.html

尾ビレ、背ビレの外縁を軟条が突出して伸びるロングフィン由来の特徴を、”松井ヒレ長”の血統と組み合わせることで、さらに優雅さを増したメダカである。

(中略)

“青蝶”の呼称はメダカ品評会当時のものだが、今では広く使われている。

引用 「メダカ品種図鑑Ⅱ」p.178, ,2020年 刊, 森文俊 著

作出の経緯

青幹之ヒレ長と幹之ロングフィンとの交配で作出されました。

飼育のポイント

基本的な飼育方法とよくある質問はこちらの記事にまとめています。

 

全メダカ共通の選別ポイントはこちらの記事にまとめています。

ヒカリ体型の選別ポイントはこちらの記事にまとめています。

類似するメダカ

銀箭(ぎんせん)

銀箭(青外光ヒレ長ヒカリ 共通補足:一周光)

青蝶ヒカリ(青体外光ヒレ長ロングフィンヒカリ)

他のヒレ変化との比較

ギャラリー

写真

参考資料

書籍

2021年度版「100年メダカ ~改良メダカ大図鑑~ vol.18」

「メダカ品種図鑑Ⅱ」,2020年 刊, 森文俊 著

web

https://medakanoyakata.muragon.com/entry/871.html

その他資料