本記事では、改良メダカの清流きりゅう(せいりゅうきりゅう)について解説します。
目次
概要
青体色で透明鱗、体内黒の形質を持つメダカのニックネームです。
青体色、透明鱗は次の記事にまとめました。
品種名・通称
品種名 | 品種名 | 青透明鱗メダカ |
形質補足 | ||
共通補足 | 体内黒 | |
通称 | 清流きりゅう(せいりゅうきりゅう) | |
様々な呼び名 | 黒百式、サバ |
作出情報
作出年 | 2018年 |
作出者 | 高草木二三男 |
メダカナンバー(管理番号)
種類No. | 品種No. | 固定品種No. |
0251 | 0236 | – |
日本メダカ協会新種認定品種
認定種 第三十三号
固定率
–
説明
青透明鱗体内黒メダカのニックネームです。幹之系統の品種で、体外光や頭光の個体が生まれます。黒が特徴の品種ですが、ブラック体色と異なり体内が黒くなっているため艶のある黒色を楽しむことができます。背地反応しないため、ガラス水槽でも鑑賞が可能です。
幹之透明鱗系統から産まれた、体内に黒色素胞があるメダカです。
初期の段階では、白水槽で体内の黒さを楽しむ品種でしたが、累代するにつれて側面に体外光が現れるようになり、黒と横光のコントラストが魅力的な品種へと進化しました。
白水槽では横光の魅力は損なわれ、黒水槽では体内黒が見えなくなるため、水草などを植えて緑の背景にすると両方の特徴を楽しむことが出来ます。
横光は累代するごとに幅が拡がっており、ヒカリ体型になると、胴体を一周するように光る個体も産まれています。
黒色素胞を大きくするために、黒水槽での飼育がオススメです。
引用 清流きりゅうの紹介
作出の経緯
飼育のポイント
基本的な飼育方法とよくある質問はこちらの記事にまとめています。
全メダカ共通の選別ポイントはこちらの記事にまとめています。
普通種の選別ポイントはこちらの記事にまとめています。
類似するメダカ
清流きりゅう体外光
ギャラリー
写真
参考資料
書籍
2021年度版「100年メダカ ~改良メダカ大図鑑~ vol.18」
「第10回日本メダカ品評会」2018年、日本メダカ協会 著
WEB
https://medakanoyakata.shop-pro.jp/?mode=f110&_ga=2.210279767.359616985.1628833173-1167298458.1615801720