白体色 ~メダカの体色の特徴~ メダカの特徴3/35

メダカの特徴

改良メダカの特徴である白体色クリーム体色について説明します。

本ページは、日本メダカ協会公式ガイドライン 改良メダカ品種分類マニュアルを基に解説しています。

由来・概要

野生型から黒色素胞と黄色素胞が欠如した白体色のメダカです。
メダカは魚類では珍しく白色素胞があるため,白体色を表現することができます。

特徴

体色が白色である

形質補足

補足についてはこちらの記事にまとめています。

クリーム(シルキー)

シルキー体色(クリームとも呼ばれる)は白体色の1種である。

白色より黄味がかったクリーム色をしています。白体色にカテゴリされていますが,元は黄色素胞を含む黄メダカであり白色素胞が発達するci遺伝子により,白に近いクリーム色を表現しています。

類似した形質

白体色(クリーム)は、黄体色と似ています。

白体色から黄体色,特にクリームから薄い黄体色が似ています。見分け方ですが,ヒレの色と体の色の違いを見ます。

薄い黄体色は体の薄さに応じてヒレの色も薄くなります。
クリームは体よりヒレの黄色が濃く,ヒレの黄色が濃い特徴の品種を作ることが出来ます。

しかし,近年(2019年)黄色素が斑の様に発現する形質(半透明鱗)があり,体とヒレの色の違いだけでは判断ができなくなっています。

代表的な品種

雪小町

品種名:白メダカ
ニックネーム:雪小町(ゆきこまち)、ピュアホワイト

雪蛍

品種名:白ヒカリメダカ
ニックネーム:雪蛍(ゆきほたる)、ピュアホワイトヒカリ

参考資料

・鱗に白色素胞が含まれているが,黄色素と黒色素が含まれていないため,白色に見える。

(全訂増補版メダカ学全書 p153~168:岩松鷹司著,大学教育出版,2018年7月刊)

解説動画

最後に

ピュアホワイトと白メダカの違い

白メダカには、純白の「ミルキー」と、クリーム色で黄色素のある「ミルキー」が存在していましたが、品種分類マニュアルでは、

ミルキー

品種名:白メダカ

シルキー

品種名:白メダカ
形質補足:白(クリーム)

と整理しました。

なお、めだかの館作出の「ピュアホワイトメダカ」についても質問があるため説明します。

作出前の2003年時点では、純白の「ミルキー」はメスのみに表現される体色でした。
つまり、オスのミルキーは確認されていませんでした。

数千匹の中から偶然発見したオスのミルキーを用いて交配を重ねた末に、オスメスともにミルキーが産まれる系統を作出しました。
これが「ピュアホワイトメダカ(ニックネーム:雪小町)」です。

オススメは白メダカ

お客様から

「ラメや三色など、いろんな品種を飼ってきたんだけど、なにかオススメの品種はない?」

と聞かれた際には、白メダカをオススメしています。

質の良い白メダカは見ていて飽きない(これ大事!)ですし、他の品種を混ぜる「混泳」でも非常に映えるメダカです。

新しいメダカを迎え入れたい、という方はぜひ白メダカを検討してはいかがでしょうか?

 

改良メダカの35種類の特徴
体色の特徴

  透明鱗(とうめいりん)の特徴

  目の変化の特徴

  虹色素胞(こうしきそほう)の特徴

  柄(がら)の特徴

  ヒレの変化の特徴

  体型の特徴