改良メダカの特徴である目前(めまえ)について説明します。
本ページは、日本メダカ協会公式ガイドライン 改良メダカ品種分類マニュアルを基に解説しています。
由来・概要
2007年に木下一好氏によって作出された目が斜め前を向いているメダカです。
正面から見るとメダカと目を合わせることができます。上から見ると,目が斜め前を見ている事が良くわかります。
目の角度には個体差があり,正面から見た時の印象が大きく異なります。
特徴
目が斜め前を向いている。
形質補足
なし
類似した形質
目の角度によって表情が変わる
目が斜め前を向いていることが目前の特徴ですが,目の角度によって正面から見たときの表情が変わります。目が45度近くまでなったときが一番良い状態です。
目前メダカ一覧
目前の特徴を含むメダカ一覧は、こちらからご覧いただけます(本サイトの【タグ】にて検索できます)。
参考資料
・「目が斜め前を向いていて,水槽に入れてメダカがこちらを向くと,何とも言えない可愛らしさがある。2007年に徳島県の木下氏によって発見されたものである。
(メダカ品種図鑑p136:(株)ピーシーズ,2018年3月刊)
日本メダカ協会公式ガイドライン 改良メダカ 品種分類マニュアル(第2版、2022年4月刊)
最後に
出目と目前を掛け合わせた出目目前(でめめまえ)を、私たちはポニョと呼んで楽しんでいます。
目が合うメダカ「目前メダカ」をぜひお楽しみください。
改良メダカの44種類の特徴
体色の特徴
透明鱗(とうめいりん)の特徴
目の変化の特徴
虹色素胞(こうしきそほう)の特徴
柄(がら)の特徴
ヒレの変化の特徴
体型の特徴