改良メダカの全特徴44種類の一覧表

改良メダカの特徴は7グループ44種類に分類されます(2023年2月時点)。本ページでは、44種類の特徴の一覧表を紹介します。画像をクリックすれば詳細な説明ページをご覧いただけます。

本ページは、日本メダカ協会公式ガイドライン 改良メダカ品種分類マニュアルを基に解説しています。

特徴(形質)と補足の違いはこちらのページをご覧ください。

改良メダカの44種類の特徴

改良メダカの体色の特徴 10種類









 

改良メダカの透明鱗(とうめいりん)の特徴 2種類





 

改良メダカの目の変化の特徴 9種類

改良メダカの虹色素胞(こうしきそほう)の特徴 5種類





 

改良メダカの柄(がら)の特徴 2種類





 

改良メダカのヒレの変化の特徴 12種類

改良メダカの体型の特徴 3種類





 

 

特徴の概要

特徴の名前 特徴の概要
体色の特徴(10種類)
体色が茶である。
体色が黄である。
体色が白である。
体色が青である。
ブラック 体色が黒である。
黄金 体色が黄金である。
琥珀 体色が琥珀である。
朱赤 体色が朱赤である。
オレンジ 体色がオレンジである。
ピンク 体色がピンクである。
透明鱗の特徴(2種類)
透明鱗 エラ蓋部分が赤く透けて見える。
半透明鱗 普通鱗と透明鱗の中間の表現で,透明感のある体色。
目の変化の特徴(9種類)
アルビノ 目が赤く透けて見える。
パンダ 虹彩が黒く,目全体が黒い。
ルビーアイ 瞳孔が赤く見える。
スモールアイ 黒目の部分が小さく,背地反応しにくい。
出目 両目が飛び出している。
目前 目が斜め前を向いている。
ビッグアイ 眼径が特別に大きい。
水泡眼 眼球の角膜が膨らみ、水泡が形成される。
ブルーアイ 瞳孔が青色に見える。
虹色素胞(こうしきそほう)の特徴(6種類)
ラメ 鱗片に光が発現する。透明鱗性には発現しない。
体外光 背中に青白い光が発現する。
体内光 体の中に,青白い光が発現する。
全身体内光 体内の所々に,鮮やかな光が発現する。透明鱗性である。
腹膜光 腹膜部に鮮やかな光が発現する。透明鱗性である。
ヒレライン ヒレの中の軟条に沿って線状に虹色素胞が発現する。
柄の特徴(2種類)
体の所々に黒斑が発現する。斑は背地反応するため,白水槽では発現しない。
ブラックリム 鱗を強調するように黒色素胞が発現する。
ヒレ変化の特徴(11種類)
サムライ 背ビレが2枚になる。ヒカリ体型,ヒカリダルマ体型に発現する。
菱尾 普通種体型,ダルマ体型の尾ビレが菱形になる。
マルコ 背ビレがない。
メラー 鰭膜が欠如し,各ヒレが複数枚になる。
スワロー 各ヒレが部分的に突出する。
ヒレ長 ヒレ全体が大きく伸長する。
ロングフィン 背ビレとしりビレの軟条が全体的に伸長する。
ワイドフィン しりビレ、背ビレの幅が広い。
リアルロングフィン 全てのヒレの長さが、ヒレの形状を維持したまま1.5倍以上に伸長する。
モルフォ 尾ビレが扇(おうぎ)状になり、ヒレの先が鋸歯(きょうし)状になる。
フサヒレ 軟条が途中で分岐し房(フサ)状になる。
ナローフィン しりビレの幅が短い。
体型の特徴(3種類)
ヒカリ 尾ビレが菱尾。背ビレがしりビレと同じ形状。
ダルマ 体長が普通種の半分程度。
ヒカリダルマ ヒカリ体型とダルマ体型の特徴が発現。

解説動画

メダカの特徴(7グループ、35種類(2020年4月時点))と品種名の付け方について、日本メダカ協会公式ガイドライン「改良メダカ 品種分類マニュアル」に基づき、動画で解説しています。

2021年以降に新しく追加された特徴などは、今後動画などにて解説予定です(2023年2月時点)

参考資料

日本メダカ協会公式ガイドライン「改良メダカ 品種分類マニュアル」