改良メダカの特徴であるパンダについて説明します。
本ページは、日本メダカ協会公式ガイドライン 改良メダカ品種分類マニュアルを基に解説しています。
由来・概要
目と腹部の虹色素胞が欠如し,黒く見えるメダカです。
白体色と黒い目からパンダを連想し,この名前が付けられたと言われています。
また,パンダのヒカリ体型は,背中に光のある個体は非常に少ないです。これは,腹部の虹色素胞が欠如していることが理由だと考えられます。また,虹彩(こうさい|目の周りの部分)に黒が発現するパンダもいます。
特徴
虹彩が黒く,目全体が黒い
形質補足
なし
類似した形質
個体A・Bの上見写真はどちらもパンダに見えますが,横から見ると個体Bは普通目に見えます。
同じパンダの中でも,虹色素胞の欠如の仕方によって個体差があります。上から見た時に,目の部分に黒がある場合はパンダとして分類します。
パンダメダカ一覧
パンダの特徴を含むメダカ一覧は、こちらからご覧いただけます(本サイトの【タグ】にて検索できます)。
参考資料
虹色素胞が欠如し,内臓や浮き袋まで透けて見えるメダカである。
(メダカ品種図鑑p101:(株)ピーシーズ,2018年3月刊)
・眼球に虹色素胞を持たず,眼全体が黒いので,パンダのように見えることから名付けられた。
解説動画
最後に
様々なパンダメダカ
▲白パンダ
▲青パンダ
▲黄金パンダ
▲白パンダ
▲黄パンダ
▲茶パンダ
改良メダカの44種類の特徴
体色の特徴
透明鱗(とうめいりん)の特徴
目の変化の特徴
虹色素胞(こうしきそほう)の特徴
柄(がら)の特徴
ヒレの変化の特徴
体型の特徴