改良メダカの特徴であるダルマ体型について説明します。
本ページは、日本メダカ協会公式ガイドライン 改良メダカ品種分類マニュアルを基に解説しています。
由来・概要
背骨が部分的に癒着して短くなり,体長が普通種体型の半分程度しかない体型のメダカです。
体長が短くなった影響で背中が盛り上がります。
泳ぎが苦手で水温や水質の変化に敏感なところがあり,飼育,産卵が難しいのも特徴です。
固定率は低く,ダルマ体型同士を交配しても,普通種体型,半ダルマ体型,ダルマ体型が産まれてきます。
ちぢみメダカ、バルーンメダカ、ショートボディなどと呼ばれることもあります。
特徴
体長が普通種の半分程度(骨曲がりによる短さは考慮しない)
形質補足
補足についてはこちらの記事にまとめています。
半ダルマ
体長が普通種体型より短く,ダルマ体型より長い体型です。 |
体長の区分は普通種体型,ショート,半ダルマ,ダルマ体型など,6段階程度に区分されます(形質としては3段階)。背骨の癒着の程度によって体長の長さが異なるため,普通種体型とダルマ体型の間を総じて半ダルマと言います。
類似した形質
なし
改良メダカの4大体型
ダルマメダカ一覧
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参考資料
体が著しく縮んだ体型をしたメダカで,ほぼ全ての体色変異体に存在する。
(メダカ品種図鑑p132:(株)ピーシーズ,2018年3月刊)
日本メダカ協会公式ガイドライン 改良メダカ 品種分類マニュアル(第2版、2022年4月刊)
解説動画
改良メダカの44種類の特徴
体色の特徴
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