セルフィン(サムライ) ~メダカのヒレ変化の特徴~ メダカの特徴26/35

メダカの特徴

改良メダカの特徴であるセルフィン(サムライとも呼ばれる)ついて説明します。

本ページは、日本メダカ協会公式ガイドライン 改良メダカ品種分類マニュアルを基に解説しています。

由来・概要

背ビレが2枚になるメダカです。

背ビレの鰭膜(ひれまく),あるいは軟条(なんじょう)が欠如することで,背ビレが2枚に分かれます。

ヒカリ体型,ヒカリダルマ体型に発現する傾向があります。

セルフィンのヒレの形には個体差があり,長いヒレから細いヒレなど様々です。また,背ビレだけではなくしりビレが2枚になる個体(上下セルフィン)や,背ビレが3枚になる個体(Wセルフィン)なども発見されています。

特徴

・背ビレが2枚になる
・ヒカリ体型,ヒカリダルマ体型に発現する

形質補足

なし

類似した形質

ヒレが複数枚になる特徴は,セルフィンのほかにメラーとチョキがいます。これらはヒレの分かれ方や,発現する位置が異なります。

メラーやチョキとの違い

メラー

鰭膜が成長しないことにより,ヒレが複数枚になるメダカです。一部のヒレ(背ビレもしくはしりビレ)が分かれるセルフィンと違い,メラーはすべてのヒレに特徴が発現し,鰭膜の欠如した数だけヒレが複数枚に分かれます。またメラーはヒカリ体型,ヒカリダルマ体型にだけではなく,普通種体型,ダルマ体型にも発現します。

チョキ

ヒカリ体型,ヒカリダルマ体型の尾ビレが2枚になるメダカです。ヒカリ体型の尾ビレは2枚のヒレが癒合して菱形となっていますが,チョキは2枚のヒレが癒合することなく二又の形状をしています。セルフィンは背ビレ,またはしりビレのみが分かれますが,チョキは尾ビレのみが分かれる特徴のメダカです。

 

他のヒレ変化との比較

参考資料

ヒカリ体型のメダカで,背ビレが部分的に分かれて二股になっている個体で,尖ったように見える前方の背ビレの形状を日本刀に見立てて,「サムライ」とも呼ばれる。

(メダカ品種図鑑p156:(株)ピーシーズ,2018年3月刊)

解説動画

 

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