菜花

菜花(なばな)とは

野に咲く菜の花のような明るい黄体色に上見で強いラメが入ることが特徴の可憐な品種です。
ラメの色にも特徴があり、黄色など暖色系のラメや青色のラメが混ざる表現が生まれており、明るい黄体色と上見の強ラメ、ラメ色が明るく鮮やかな印象です。

菜花作出

菜花はピンクサファイアの作出過程で派生した個体から作出しました。
ピンクサファイアを作出する途中で、
➀淡いピンク体色
②鮮やかなピンク体色
③明るい黄体色
の3系統に分けて累代を進めました。

➀淡いピンク体色は青色のラメを追及して「ピンクサファイア」に。
②の鮮やかなピンク体色は体色とラメの強さを重視して「さくら」をそれぞれ作出します。
③明るい黄体色はピンクサファイア系統のラメの強さ、ラメ色のバリエーションを保ちつつ、水槽の中で存在感のある明るい黄色の体色を意識して累代を進めました。
黄体色は基本的な体色の一つですが黄色の中でも濃い黄体色、薄い黄体色、暗めの黄体色、明るい黄体色と濃淡によって印象が大きく異なります。
その中でも明るい黄体色を選別して累代を進めることで菜の花のような黄体色を表現することができました。
またピンクサファイア、さくらと同様に菜花もオーロラの形質を持っています。
普通鱗の黄体色より透明感が加わることでより明るい黄色となっており、ヒレにも鮮やかな黄色が発現します。

菜花の魅力

菜花は明るい黄体色とラメが魅力ですがラメも横見、上見ともに強く入っており、特に上見でのラメが特徴的です。
ラメが背中にびっしりと入り、ラメ色も黄色や青色が入り混じることで黄体色と相まって華やかな姿を表現しています。

明るい黄体色とラメの密度と色にこだわって作出した「菜花」
菜花の群泳は一面に広がる菜の花畑を彷彿とさせる可憐で鮮やかなラメ品種です。

菜花 1ペア

明るく美しい発色の個体を選別します。

オス1匹・メス1匹

10000

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